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2006年06月13日
関大「地区再生」課題 第3回 2006/06/13 tue
■全学生共通
・ 江川直樹先生、30分レクチャー
・ ゲスト石橋恒彦氏、30分レクチャー 「吹田の歴史」
■樫本スタジオチーム、実習内容
・ 30分レクチャー要約発表
先々週の橋寺先生、森下先生の30分レクチャーを、パワーポイントのスライド3枚に要約して発表。 (2チームがそれぞれ担当)
ポイントは、基本情報の提供と、3枚のスライドのヒエラルキーのつけ方。 1枚目が勝負。
<感想>
いつ、どこで、誰が、何を、話したか、をまずきちんと聴衆に伝えること。
そして、最初に全体像を示すこと
来週の中間ジュリー2でも、5分間の発表では上記2点について注意されたし。
要約そのものは比較的まとまっていたように思う。
・ 1/2500白地図の大ぬり絵大会
道具: ダーマトグラフ、3本(黄色、赤色、緑色)
白地図を3色で「完全に」塗り分ける方法について、みんなで考える。
まず、道路と敷地。 続いて、敷地を、建物と緑地(空地)に塗りわけ。 SOLID & VOID。
各チームごと、白地図を道路(黄色)、建物(赤色)、緑地(緑色)に塗り分ける。
塗り分けながら考える。 本気で考える。
道路にはどのような種類があるか。 街区(敷地)の形状にはどのようなパターンがあるか。 交差点にはどのようなタイプがあるか。 太い道、細い道、まっすぐな道、曲がった道、歩道のあるなし、などを道路を塗りながら理解する。
建物と敷地の関係にはどのような形式があるのか。 各建物の入り口はどこにあるのか。 建物以外の部分(空地)はどのように繋がっているか。 どのような空間を形成しているか。
漠然と地図を見ているのではなく、白地図を塗るという行為を通して、対象地区の姿を、頭と体で理解する。
<感想>A1サイズの白地図2枚くらい、1時間ほどで簡単に塗り終わるかと思っていたが、甘かった。 思ったより複雑だった模様。 達成感の表情を期待していたが、疲労感の方が漂っていた。 ダーマトグラフは使える画材なので、この機会に覚えてもらいたかったのだが、建物の細部を塗るには少し荒かったかも知れない。
・ 本日のまとめ
MECE (=Mutually Exclusive collectively Exhaustive)
お互いに重複がなく、全体として漏れがないこと。
道路、建物、緑地(空地)を塗り分けて分類し、それぞれの状況を詳細に観察する。
このように、お互いに重複なく全体として漏れがない「分析の軸」を探し出して、対象地区の理解と把握に努めること。
そして、対象地区の長所、短所、問題点、特徴、個性を深く掘り下げて考え、見つけ出し、
それぞれの再生計画提案の基盤をより強固なものとしよう。
投稿者 Kohei_Kashimoto : 2006/06/13 Tue 20:35
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