2008年04月30日

関大建築設計製図D 「地区再生」 第4回 2008/04/30 wed

関西大学 工学部 建築学科 3年生 建築設計製図D 
 火曜日 3・4・5限 (13:00-14:30, 14:40-16:10, 16:20-17:50)

13:00-14:30 チェーンストア・プロット・マップを完成させる。
14:35-15:10 もう一度ゼロベースで考えてみる。
15:10-15:40 レポート2返却。クイック回し読み。 
15:50-16:30 最終提出物のモックアップを作成する。(未達成)
16:30-18:00 実測調査対象を決定する。 
18:00-19:00 次週までの各自の作業を確認する。


■ チェーンストア・プロット・マップを完成させる。 
前夜東京泊だった樫本は、新幹線の時刻を読み間違え、到着したのは13:45。失礼。 
先週水曜日以降のフィールドワークで新たに発見したチェーンストアを地図上にプロットして、
調査対象地区内のチェーンストアマップが完成。 万歳! 

次に、そこから何が読み取れるかを考えて書き出す。 また、この一週間のフィールドワークで発見したこと・気付いたことを、各自書き出してまとめる。

先週以降の作戦。 1.デスクワーク、主にインターネットから情報収集して、対象地区内のチェーンストアをプロットしていく。 2.フィールドワーク。1で作成されたマップを片手に、スタジオメンバー14人が対象地区を7分割して、チャリンコで走り回り、見落としているチェーンストアはないかを最終確認する。 
この作戦は正解だったと思う。 デスクとフィールド。ネットとリアル。どちらか片方だけでは見落としが発生する。 

■ もう一度ゼロベースで考えてみる。
Why are we doing this? 作業に没頭すると、つい目的を忘れがちになる。 課題書を再度読み込み、「チェーンストア」というスタジオテーマを一度忘れて、この2週間いったい何をやっていたのか、全員でディスカッションしながら再確認する。

 1.「対象地区の再生計画を提案せよ」と言われた時、何から始めますか? 
 2.地図をガッとにらんで分解してみよう。 

MECE: Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive について解説。 街区の内外。街区の外にあるもの。建物と空地。高さ・用途による分類。など。

■ レポート2: "We are smarter than me." http://www.wearesmarter.org/
「チェーンストア」というテーマ・問題意識をもって、調査シート片手に街を歩いた上でのレポート。 テーマ設定した僕自身が、つい読み込んでしまうほどの様々な論点が出てきた。 一人一人の論点は3~4つくらいでも、14人もいると量・質ともに充実してくるということが実感できた。 「三人寄れば…」とは全く良く言ったものだ。 
返却・コメントした後、スタジオメンバー間でもお互いのレポートを一通り読めるように、「クイック回し読み(30秒×14=7分)」を行った。
1人欠席、一つは自分の分ということで、 30秒×12=6分 で完了。 

■ 最終提出物(A3調査報告書)のモックアップを作成する。
モックアップ - [mock-up] 原寸模型、実物大の模型の意。 A3調査報告書の内容・目次を学級委員中心にまとめる。 
時間の関係上、モックアップの作成まではいかなかったが、先週よりは明らかに進歩していたと思う。

■ 実測調査対象を決定する。
■ 次回までのタスクリストを作成し、各自の分担を決定する。
先週から一週間頑張った成果としてチェーンストア・プロット・マップが充実したのは非常に良かったのだが、その分、調査対象となるチェーンストアの種類も立地も幅広くなってしまったため、具体的に実測する調査対象を絞込むのが極めて難しくなる。 
あと3週間。 最終的には学級委員長Mくんの発案で、今週はまず連続立面写真のみ撮影しに行こうという形におさまる。 来週もう一波乱が必要。 

■ その他
・各スタジオメンバーの「戦闘力」を確認する。 
戦闘力、特にイラストレーター・フォトショップ力に関してはスタジオメンバー内でバラつきが多かったため、お互いにどれくらい使いこなせるかを自己申告する。 ちょうど良い機会なのでビギナーはエキスパートから学ぶという体制を整える。
・Gさん、先週のブログへの投稿の仕方のレクチャーに続き、フォトショップでの連続立面写真の作成方法をレクチャーする。Mくんもフォロー。

http://kashimoto.exblog.jp/

投稿者: Kohei_Kashimoto 2008/04/30 Wed 22:01 | コメント (0) | トラックバック (0)


2008年04月23日

関大建築設計製図D 「地区再生」 第3回(2日目) 2008/04/23 wed

関西大学 工学部 建築学科 3年生 建築設計製図D 
 火曜日 3・4・5限 (13:00-14:30, 14:40-16:10, 16:20-17:50)

13:00-13:30 オープニング
13:30-14:30 調査対象の絞込みについて検討する。 
14:30-14:50 最終提出物についてイメージする。
14:50-16:30 チェーンストアの再マッピングを行う。
16:30-18:10 クロージング

■オープニング
・まずはパソコンの設定。 デザイン・ルーム内のLAN回線に各自のパソコンをつなぎ、スピーディーに検索できるような状態にする。 多少手間取る。 
・次に、スタジオ・コンセプトの説明。 何人かにはすでに話していたけど、スタジオの運営は基本的にスタジオメンバー主導でやってもらおうと思っているので、そのことについて改めて説明する。 教えられるよりは自ら学ぶ方が身に付くし楽しいはず。 スタジオ運営上のまとめ役かつ僕のアシスタントとなる「学級委員」を募る。 立候補者あり。 よろしく!
・そして、成績評価について。 レポート1、レポート2、出席点、フィールドワーク、再生計画提案、それぞれ、10、10、10、30、40、の計100点で評価することを説明する。 フィールドワークと再生計画提案の採点は、半分は各スタジオの先生が個々人に対して、残りの半分は9人の教員全員で「頑張ったで賞」全く無し・プロセス評価全く無しの血も涙もない結果オンリーの採点を各グループに対して行う。 個人的には、良い評価体系になったと思っています。 
ま、でも、学校の成績なんて多少悪くてもその後の人生、全く関係ないけどね。 

■課題の再確認
問題意識をもって、対象地区を把握し、再生計画を提案する。 という、この課題の一連の流れを再確認する。 再生計画を提案するには、現状を把握する必要がある。 また、都市空間という極めて複雑なものを把握するためには、なんらかの切り口(問題意識)がないと把握できない。 
今回は、その切り口が「チェーンストア」であり、対象地区内でのチェーンストアの分布、個々の店舗と周辺環境との関係(個々の店舗が周辺環境に与えている影響)などを観察し分析することで、地区の現状を把握しようとする試みである。 そして、手法としてはフィールドワークとデスクワークを行ったり来たりすることとなる。

■最終提出物についてイメージする
■調査対象の絞込みを行う
フィールドワークの最終提出物はA3報告書とパワポプレゼン。 ここから以降は「学級委員」を中心にスタジオメンバーが主体的にディスカッションを行う。 こちらは時々口をはさみつつ、レポート2の採点など。 実は、この口のはさみ方が非常に難しい。 主体的に運営してもらう以上、過度にツッコミを入れるべきではないが、時々軌道修正しないとあらぬ方向に行ってしまう。 基本的には時間との戦い。

■チェーンストアのマッピングを行う
14人が6チームに分かれて手分けしてインターネット検索を行い、対象地区内のチェーンストアの立地を割り出し、地図上にプロットする。 ウィキペディアの「チェーンストア」の分類をベースにして、スーパー、コンビニ、ファミレス、ファーストフード、などの多種多様な「チェーンストア」を一つ一つあたっていく。 そして、プロットされた地図をベースにして、もう一度フィールドワークに出かけ、見落としがないかどうか確認し、チェーンストアマップを完成させる。 
「チェーンストア」という言葉の再定義と「なぜチェーンストアか?」を再度明瞭に記述する必要あり。
また「チェーンストア」の分類項目をウィキ・バージョンとは異なるスタジオ・バージョンに洗練させる必要あり。

■クロージング
レポート1返却。個々人にコメント。 スタジオブログの使い方と写真のアップの仕方をGさんが解説。

http://kashimoto.exblog.jp/

投稿者: Kohei_Kashimoto 2008/04/23 Wed 19:50 | コメント (0) | トラックバック (0)


2008年04月22日

関大建築設計製図D 「地区再生」 第3回 2008/04/22 tue

関西大学 工学部 建築学科 3年生 建築設計製図D 
 火曜日 3・4・5限 (13:00-14:30, 14:40-16:10, 16:20-17:50)

13:00-14:40 西尾邸見学
14:40-17:00 街を歩く。 とんでもなく歩く。 歩きながら個人面談7名。 
17:00-18:30 スタジオ・ミーティング。

約2時間半、西尾邸を出発して大学まで、ひたすらコンビニ・スーパーをチェケラッチョしながら、歩いた。 いったい何ヶ所みたんだろ。 たぶん5~6コンビニと2スーパー。 うち1スーパーはJR吹田駅前のGMSなので、B1F食料品売場から4F駐車場まで、Check it out! 14学生とともに総勢15名でぞろぞろと。 日光もサンサンと照りつけ、17時に学校に着いた時には、みんなフラフラ。
ミーティングでいろいろやりたかったんだけど、集中力の限界感が蔓延していたので、明日に持ち越しとなる。 くーっ。関大講師稼業初の2日連続授業となってしまった。 

フィールドワークのポイント: 
・境界線に気をつけろ!(隣地境界、道路境界) 事件は境界で起こっている。 道路へのあふれ出し、排気口などの建物付随物が越境している例、ゴミ箱、室外機、などの位置。 騒音、悪臭、その他もろもろ。 しかもそこは都市の「顔」を形成している。
・コンビニ・スーパーのみに気をとられるのではなく、その建物全体を読むこと。 特に、1テナントとして入っている場合は、他のテナント、階段の位置その他についても確認すること。 
・GMSを見る時は、柱割・スパンを読むこと。それを押えれば大体の建物のサイズが読める。 特に、建物内に駐車場がある場合は読み取りやすい。 その建物は車のサイズに支配されているから。

ミーティングの内容: スタジオブログの定着、「チェーンストア」の定義の再考、調査対象の絞込みの検討、スケジュールの検討、その他。 
ポイント: グルーピング(思考の整理、「その他」の使い方)、ブレーンストーミング(アイディア出し)、その他。 
http://kashimoto.exblog.jp/

西尾邸の見学をするのは今回初めてでしたが良かったです。 多少、豪華すぎ、こだわりすぎの感も否めなかったけど、ゆっくり鑑賞する価値あり。 説明してくれたボランティアの方もとても丁寧でした。
http://sano567.web.infoseek.co.jp/nisiokejyuutaku/index.html

投稿者: Kohei_Kashimoto 2008/04/22 Tue 19:48 | コメント (0) | トラックバック (0)


2008年04月21日

「1000万人移民受け入れ構想」

「人口が減り続ける今後の日本は、国をオープンにして、外国から移民を多数受け入れて、多民族国家として経済成長を目指すべきだと大胆な提言をしている中川秀直氏と、人口危機を乗り越えるためには今後50年間で1000万人の移民を受け入れるべきだと主張する坂中英徳氏を招いて、日本の将来像を探る。人口の1割を外国人が占める「多民族国家」ニッポンが果たして実現するのか?」

サンプロより。 http://www.tv-asahi.co.jp/sunpro/ 
なんとなーく、じわじわーっと増やしていけば、すんなりいけそうな気もする。 でも、10人に1人が移民て。。 日本社会はどう対応していくのだろうか。

結構、前から提言していたようです。
月刊『Voice』 2003年9月号
坂中 英徳 (著), 浅川 晃広 (著) 『移民国家ニッポン―1000万人の移民が日本を救う』 (単行本) 発売日: 2007/11

ちなみにオランダは、むっちゃ多かった。 外国人比率。
 アムステルダム: 47.8%(このうち非西欧系が33.9%)
 ロッテルダム: 44.5%(同34.6%)
 ハーグ: 43.6%(31.2%)
 ユトレヒト: 30.3%(20.4%)
参照: http://ukmedia.exblog.jp/2850921/ 2005年の記事
「日本で外国人人口が最も高いとされるのが日系ブラジル人が多く住む群馬県の大泉市で、外国人比率は15%。)」 とのこと。 参照サイトは同上。 

投稿者: Kohei_Kashimoto 2008/04/21 Mon 00:01 | コメント (0) | トラックバック (0)


2008年04月17日

関大建築設計製図D 「地区再生」 第2回 2008/04/15 tue

関西大学 工学部 建築学科 3年生 建築設計製図D 
 火曜日 3・4・5限 (13:00-14:30, 14:40-16:10, 16:20-17:50)

13:00-14:35 教員自己紹介+スタジオテーマの発表1 (末包、樫本、西澤、藤田)
14:45-16:15 教員自己紹介+スタジオテーマの発表2 (ムーサス、宮崎、馬場、岡)
16:15-17:00 スタジオ分け (8スタジオ)
17:00-18:30 各スタジオに分かれて、ミーティング。

それぞれの教員が自己紹介と地区再生の事例紹介、スタジオテーマの発表を15分ほどで行う。 

樫本レクチャー内容の骨子
1.自己紹介・事例紹介
 SEA: Southern Eastern Asia / Singapore ・東南アジアの大都市研究 / シンガポール研究
 OMA: Office for Metropolitan Architecture  ・OMAでのプロジェクトと生活・会話・文化
 AMA: Chain-Store Projects / LAWSON ・チェーンストア・プロジェクト / ローソン
 ETC: Fiber City - Tokyo 2050 / Cui-daore  ・ファイバーシティ / くいだおれ

2.この課題について
 1. 「グループ」で提案する。 → 「一人で提案する」のとは異なる。
(チーム、議論、コミュニケーション、やる気)
 2. 「地区」の計画である。 → 「建築」の計画とは異なる。
(問題意識を持つ。 → 地区を把握する。 → 再生計画を提案する。)

3.スタジオテーマ
 テーマ = 「チェーンストア」 
 プロセス = ブレーンストーミング、論理的思考法、柔軟な発想法、プレゼンテーション法 の訓練
 ツール = スタジオ・ブログの活用

15分の持ち時間だということは十分わかっていたんだけど、とりあえず喋りたいこと全部並べてみようと思って、パワポを作成し、リハを行ったところ、なんと70分もかかってしまった。 急遽、削りに削って32分まで縮めたものの、そこでギブアップ。 最初に15分では終わりませんと詫びを入れてからのスタートとなった。 そりゃスライド118枚もあれば、30分はかかるよなぁ。 反省。でも、そんなに顰蹙(ひんしゅく)かってなかったかな(?)

今年は、学生によるスタジオブログに挑戦です。 すでに立ち上がってます。
http://kashimoto.exblog.jp/

投稿者: Kohei_Kashimoto 2008/04/17 Thu 14:14 | コメント (0) | トラックバック (0)


2008年04月10日

くいだおれブログ

http://cui-daore.sblo.jp/

なんと、閉店発表の夜にブログを立ち上げたらしい。。 
90日間限定ブログ。 ついさっきまで気付いていなかった。 
「くいだおれ」らしいと言うか、なんと言うか。。

一昨日の晩の閉店発表以降、なんか湿っぽい気分になってしまい、
昨日はランチもディナーもくいだおれに向かってしまった。
昼は、表は報道陣ばかりで入りにくく、裏は閉まっていたので断念したが、
夜は、裏でお食事。 

最近あまり行っていなかったため、メニューが変わっていて驚く。
結構リーズナブルに。 ポテトとトマトのミルフィーユが美味かった。
今日から働き始めました!というイギリス人の店員もおもろかった。

ウラ・くいだおれ
http://www.ura-cuidaore.jp/

表は、混雑しているけど、裏は、結構穴場かも。
みんなで「ウラくい」へ行こう!

投稿者: Kohei_Kashimoto 2008/04/10 Thu 19:43 | コメント (5) | トラックバック (0)


2008年04月09日

WEST 展示会 

http://www.west-lock.co.jp/ 大阪展示会: 4/9wed-11fri
建築金物 レバーハンドル ドアハンドル ドアノブ コートフック バスルームシェルフ タオルプレート トイレットペーパーホルダー 床付け戸当たり 壁付け戸当たり 
アルミの加工技術がお得意。 真鍮もあり。 少しお高め。 

投稿者: Kohei_Kashimoto 2008/04/09 Wed 15:33 | コメント (0) | トラックバック (0)


2008年04月08日

ジェフリー・ムーサス、『「縁側」の思想』 

昨年に引き続き、今年もまた、初回の授業の後、ジェフリーとビールを飲みに行った。 
今年は駅前のたこ焼き屋にて。 ジョッキ3杯×2+たこ焼き(塩マヨ、ポン酢、塩バター)、しめて2,700円。安っ。
最近の学生ってよー、などとグダグダ喋りつつ飲む。 とってもいいやつ。 ビフォアアフタの匠。 
本を出版したということなので、御紹介します。 

ジェフリー・ムーサス (著) 、「縁側」の思想 (単行本)

投稿者: Kohei_Kashimoto 2008/04/08 Tue 19:54 | コメント (4) | トラックバック (0)

関大 建築設計製図D 「地区再生」 第1回 2008/04/08 tue

関西大学 工学部 建築学科 3年生 建築設計製図D 
 火曜日 3・4・5限 (13:00-14:30, 14:40-16:10, 16:20-17:50)

13:00-14:20 授業ガイダンス。 地域再生レクチャー(江川先生)。  
14:30-15:15 地域再生事例紹介。 まち歩きの心得。 
15:15-     学生、まちあるきへGO!
15:15-15:45 教員、打合せ。 解散。 

投稿者: Kohei_Kashimoto 2008/04/08 Tue 19:31 | コメント (0) | トラックバック (0)

あれ?告示でてなかったっけ?

KK:   あれ?仲介手数料って半月分じゃなかったっけ? 
担当X: いえ、うちは1ヶ月分頂いています。 
KK:   え?CMで半月分てうたってなかったっけ? 
担当X: いえ、そのようなCMはうってないかと…。。
KK:   あれ?でも、確か国土交通省から告示でてなかったっけ?
担当X: ……。(しばし、沈黙の後)店長~~!
 ( 店長Z、登場。 )
店長Z: わかりました。では、半月分で結構です。 
KK:   え、……。 そんなんで大丈夫なん??

昨日の話である。 現在、引越しを検討中なのだが、入居申込書を記入しに行って、入居前の支払い額について説明を受けている時に、上のような展開となった。 もう…。ちゃんとしようよ。
こんなの、知ってるか知らないかだけで、何万円も変わってしまう。 実は、かく言う僕自身も最近まで恥ずかしながら知らなかった。 たまたまその道のプロ I 氏と雑談していた時に聞いていたので切り返せただけの話だ。(I さん、ありがとう。) その後、友人弁護士Y氏にも確認したが、半月分という解釈で問題はないとのこと。(ただし、彼が懇意にしている仲介屋さんは1カ月分と言っていたらしい。どないなっとんねん。) 

 -賃貸住宅仲介手数料は家賃の半月分が上限です。-

宅地建物取引業法 
http://www.houko.com/00/01/S27/176.HTM
第46条(報酬) 宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買、交換又は貸借の代理又は媒介に関して受けることのできる報酬の額は、国土交通大臣の定めるところによる。

宅地建物取引業者の報酬額
(最終改正 平成16年2月18日国土交通省告示第100号)
http://www.pref.osaka.jp/kensin/sido/housyuugaku.html
第4 貸借の媒介に関する報酬の額
宅地建物取引業者が宅地又は建物の貸借の媒介に関して依頼者の双方から受けることのできる報酬の額(当該媒介に係る消費税等相当額を含む。以下この規定において同じ。)の合計額は、当該宅地又は建物の借賃(当該貸借に係る消費税等相当額を含まないものとし、当該媒介が使用貸借に係るものである場合においては、当該宅地又は建物の通常の借賃をいう。以下同じ。)の1月分の1.05倍に相当する金額以内とする。この場合において、居住の用に供する建物の賃貸借の媒介に関して依頼者の一方から受けることのできる報酬の額は、当該媒介の依頼を受けるに当たって当該依頼者の承諾を得ている場合を除き、借賃の1月分の0.525倍に相当する金額以内とする。

→ 承諾するわけないじゃん。そんなの。
 この告示の文言そのものも、逃げ道作ってあげているみたいで、イラっとする。

投稿者: Kohei_Kashimoto 2008/04/08 Tue 00:57 | コメント (2) | トラックバック (0)


2008年04月06日

とどのつまりのとど

って、ボラのことらしい。 しかも、ボラって、鯔、あるいは、鰡、と書くらしい。 

とどのつまりの「とど」とは、魚のボラのこと。 ボラは成長するにつれて、「ハク」「オボコ(クチメ)」「スバシリ」「イナ」「ボラ」と 名前を変える出世魚で、いろいろな呼び名に変化して行きますが、 最終的には「トド」になることから、「トドの詰まり」で 「とどのつまり」になったとする説が一般的です。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1210372942

「とどのつまり、こういうこっちゃねん。」と、酔っ払いながら熱く説明しようとしたら、「ちょっと待て、そのとどのつまりのとどってなんやねん?」とつっこまれたため、急遽携帯グーグルで調べたら、これが出てきた。 

投稿者: Kohei_Kashimoto 2008/04/06 Sun 01:01 | コメント (0) | トラックバック (0)


2008年04月04日

オフショア

『オフショア』 
金融用語では、外国の投資家や企業の資産管理を受け入れる金融機関や市場を指す。 ( ja.wikipedia.org )  

EU (UK) : Abbey International : http://www.abbeyinternational.com/
EU (LU) : Internaxx Securities : http://www.internaxx.lu/

ASIA (HK) : HSBC Hong Kong : https://www.hsbc.com.hk/
ASIA (HK) : BOOM Securities (H.K.) Limited : http://home.boom.com.hk/
ASIA (HK/TW) : KGI Asia : http://www.kgieworld.com/
ASIA (HK) : citibank Hong Kong : http://www.citibank.com.hk/
ASIA (SP) : Phillip Securities : http://www.phillip.com.sg/

USA : Bank of Hawaii : https://www.boh.com/
USA : E*TRADE FINANCIAL : https://us.etrade.com/
USA : Firstrade : http://www.firstrade.com/ : http://firstrade.guupon.com/
USA : Interactive Brokers : http://individuals.interactivebrokers.com/ : http://firstrade.guupon.com/ib.html

将来的には、一つの金融機関で、全ての世界市場に投資できるようになるのだろうけど、今のところはまだ結構ローカルばため、世界に分散投資しようとすると、上記金融機関の検討が必要。 日本の金融機関だけでは限界があるみたい。翻訳コストもかかるし。

cf. 海外投資を楽しむ会 http://www.alt-invest.com/ 

HSBC Global Site : https://www.hsbc.com/
HSBC Japan : https://www.hsbc.co.jp/

投稿者: Kohei_Kashimoto 2008/04/04 Fri 13:56 | コメント (0) | トラックバック (0)


2008年04月03日

建築・都市デザイン=不動産投資 →金融資産投資

「投資」
(1)利益を得る目的で、資金を証券・事業などに投下すること。 「新事業に―する」
(2)〔経〕〔investment〕生産者の実物資本の増加分。設備投資・建設投資・在庫投資の三種に分類できる。資本形成。 ( dictionary.goo.ne.jp ) ( ja.wikipedia.org )

'invest'
6. to put (money) into business, real estate, stocks, bonds, etc. for the purpose of obtaining an income or profit ( yourdictionary.com )

建築デザインや都市デザインは、なんだかんだ言っても、要するに不動産投資である。 
発注者は、何らかの利益を期待するからこそ、仕事を依頼して、お金を支払うわけである。 

個人住宅ならば、その利益は、夢の実現、気持ちの良い空間、安全性、などの、どちらかと言うと定性的な利益であるが、商業建築や生産施設の場合は、まさに金額がはっきりと見えてくる定量的な利益となる。 
しかも、その投資金額は、そんなにかわいらしい数字ではないため、かなり気合のいる投資だと言えよう。 

さて、何か物事を深く理解しようとする場合、その上位概念について学習することがその常套手段だと思う。 建築・都市デザイン=不動産投資、の本質を理解する上で、「投資」の学習、とりわけ株式や債券などの金融資産投資について学習することが効果的な気がする。

お金は今や紙幣や硬貨などの実体のあるものではなく、インターネットバンキングやSUICA/ICOCA/PiTaPa、株券の電子化など実体のない電子のパルスに変わりつつある。
この実体のないもの、あるいは実体の見えにくいものに対する投資が、金融資産投資だと考える。 

しかるに、不動産投資はどこまで行っても、実体あるものと結びついている。 見える、触れる、動かせない、という不動産の特性に対して、金融資産には、見えない、触れない、動かせる、という特性がある。 そう考えると、金融資産投資は、不動産投資の補完概念だと言えなくもない。 

そこで、しばらくの間、金融資産投資と不動産投資という観点から 建築・都市デザインという分野を観察してみたいと思います。

再開です。 少しお休みしすぎちゃった。 

投稿者: Kohei_Kashimoto 2008/04/03 Thu 12:47 | コメント (0) | トラックバック (0)