2006年09月26日

京都女子大 空間デザイン実習Ⅲ 「保育所」 第2回

京都女子大学 家政学部 生活造形学科 2年生 空間デザイン実習Ⅲ
 火曜日 4・5限 (14:45-16:15, 16:30-18:00) 

■前半、京都幼稚園の見学会。 14:45-17:15

■後半、エスキース。 17:30-18:00
各自、作業してきた内容を出してもらう。 
多くはスケッチブックにコンセプトやラフスケッチを描くのみ、
最初の1週間では少し難しかったかも知れない。
立体(模型)を持ってきたのは、約1名。 
そんなこったろうと思ったので、
持って行った自作のスタディ模型を披露。 百聞は一見にしかずを期待する。 

その後、全員に各自の作業スケジュールをつくってもらい、
エスキースは自発的に希望する人のみ行う。 

Inさん: 正八角形平面、「8」を表現したい。 → なんでやねん。 
Okmさん: 円形平面。スパイラル。 → 結構、むずかしいぞ。頑張れ。
Oikさん: 「三匹の子豚」のような、3つの家を作りたい。 → 1つしか残らないぞ。
Kdさん: 「不思議の国のアリス」やります。 → …。 

発想の源泉は、中心-周縁モデルか、童話モデルということなのだろうか。
ある意味、すげぇ刺激的。 沸々と闘志が湧いてくる。
変に現代建築シーンに毒されていないため、とても素直に考えた結果を彼女達は表現している。
破壊力のあるデザイナーは、こういうところから出てくるのかも知れない。

投稿者: Kohei_Kashimoto 2006/09/26 Tue 20:25 | コメント (0) | トラックバック (0)


2006年09月19日

京都女子大 空間デザイン実習Ⅲ 「保育所」 第1回

京都女子大学 家政学部 生活造形学科 2年生 
 火曜日 4・5限 (14:45-16:15, 16:30-18:00) 
空間デザイン実習Ⅲ
 担当: 北尾靖雅/加藤信喜/樫本恒平 (3スタジオ)

課題 : 保育所 -地域活動の拠点として-
 1970年代に建設されたニュータウンの一角にある私立幼稚園を、新しく保育所として建替える計画。
敷地とクライアント: 
 架空の敷地。 架空のクライアント。 (クライアントとしては、幼稚園(保育所)経営者、ならびに、地域の代表者からなる建設準備委員会が想定されている。)

■ 講義・演習の内容
前半: 全体で課題の説明と、北尾氏によるフィンランドの幼稚園のスライド。
後半: 各スタジオに分かれて演習。 
樫本スタジオ: Aさん~Sさんの27名が仮登録。(うち22名が出席)
本日は、夏休み明け最初の日ということもあるので、肩慣らしに 、質問ありませんか?攻撃からスタート。 

●1.「課題の内容は理解できましたか?質問ありませんか?」
Q1: 「乳児室」「ほふく室」「保育室」の違いは何ですか? (by Inさん、Idさん)
Q2: 「幼稚園」と「保育所」の違いは何ですか? (by Kuさん、Kiさん)
A(質問返し): 今、それを調べるにはどうすればよいですか? 
学生: 教室内に備えられている建築用語辞典で各自調べ、口頭で発表する。 

Cf. 「幼稚園」と「保育所」の違いについては、下記URLに丁寧にまとめられています。
『保育所保育指針 日本保育新聞』 http://ba.boo.jp/hoikushishin/hikaku/
 (cf. 半公的機関のサイトのように見えますが、個人の方が作成されたようなので、その点留意のこと。) 
●2. 「来週までに何を準備してきますか?」 
コンセプトをまとめてきます。 スケッチを描いてきます。 簡単な模型を作ってきます。(Odさん) イメージ(写真など)を集めてきます。 などの答えあり。 まずは、お手並み拝見。

■ 次週に向けてのメモ
前半、京都幼稚園の見学会。 
後半、エスキース。 
スケジュール作成について。 模型製作について。 コラージュについて。 
ずっこい(効率の良い)デザインの仕方について。 オリジナリティ、コピー、著作権、などについて。

投稿者: Kohei_Kashimoto 2006/09/19 Tue 15:17 | コメント (0) | トラックバック (0)


2006年09月18日

ジャコメッティ

彫刻の対象(人物モデルなど)をまず正面図と側面図という2次元に分解して捉え、各々をデフォルメし、再び3次元として再構成したもの、と解釈できる作品がいくつか見られた。
My Favourite.  

アルベルト・ジャコメッティ展 -矢内原伊作とともに- 兵庫県立美術館 芸術の館

ちなみに、この美術館の地下駐車場はなかなか美しかった。 
面積の割には駐車可能台数が少なく、もったいない感はあるが、それなりの施設なので構わないんじゃないかな。 

投稿者: Kohei_Kashimoto 2006/09/18 Mon 14:00 | コメント (0) | トラックバック (0)

さすがに…。

先週の後半について。 

木曜日、去年受け持っていた学生のK君からメールがあり進路相談したいということだったので、晩ゴハンを食べながら話をする。 ふと気づくと終電はない。 その後、K君のバイト先のM君も参加。 M君は最近事務所を卒業したとのこと。 気づくと27時過ぎ。 

金曜日、もーろーとしたまま一日を過ごす。19時、PHPプログラム講座を受講しに行くが、この段階でもまだ頭はすっきりしていない。 21時、事務所に戻り、すぐまた食事会に出る。 インターンYさんの最終日だったので、打上げ。 23時半、帰りの電車の中で、先輩の弁護士E氏から昼間「今晩飲みに行くけど来るか?」という趣旨のメールをもらっていたことを思い出し、慌てて謝まりの電話&メールをする。えらい不義理をしてしまった。すみません。
なんだか後味が悪かったので、近所で飲み直す。 おそらく26時くらい。 ちなみにこの日は、N君からもメールがあった。 用件は同じだったに違いない。

土曜日、ぐったり。 夕方から事務所に出て雑務をこなしていると、飲み友達のKB君から電話がある。 彼は最近、公認会計士事務所という名の実質人材派遣会社に就職が決まったところ。 当然、晩飯でも、という話になる。 おいおい3連ちゃんじゃないか。 ちなみにKB君は前出K君の出身高校の先輩にあたる。 結局、たぶん26時くらい。

日曜日、もう無理。 とにかく水分補給に努める。

投稿者: Kohei_Kashimoto 2006/09/18 Mon 02:08 | コメント (0) | トラックバック (0)


2006年09月11日

"fibercity Tokyo 2050" PART Ⅱ

同OB会にて。 今秋発売の「JA63 fibercity Tokyo 2050」のお披露目もあった。 
新建築6月号に発表された時は、20ページの特集記事だったが、今回は136ページまるまる1冊。 6月号の段階ではどっぷりと参加していたため、どちらかというと悪いところばかりが目についてしまったが、今回はプロセスにほとんど参加していないため、冷静に見ることができた。 客観的にみて、飛躍的に良くなったのではないかと思う。 
もちろん、今までの他の研究成果が追加されたり、6月号では紙面の都合上表現し切れなかった部分を余裕をもって描いたりなど、内容的にもぐっと充実したのだが、それ以上に今回は、グラフィック・デザイナー玉野氏の起用が大成功の要因だったのではないかと思う。 皆さま是非ご覧下さいませ。

投稿者: Kohei_Kashimoto 2006/09/11 Mon 16:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

千葉じゃん。

CIMG0884_2.jpg
約1年ぶりの大野研究室OB会。 この春に研究室が本郷から柏キャンパスへと移動となったので、そのお披露目会でもありました。 
たぶん、みんな心の中で同じことを考えていたと思うので、一言。 
東大? 千葉じゃん。。」 緑豊かで素敵なキャンパスでした。
仙台在住の先輩M氏に「かしもと、太ったなぁ。俺たちゃ『地方デブ連盟』だからな!」と、熱く語られてしまった。 

投稿者: Kohei_Kashimoto 2006/09/11 Mon 16:07 | コメント (0) | トラックバック (0)


2006年09月09日

プランツ訪問

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週末、東京へ。 友人Y氏が勤める事務所を訪問する。 
インド大使館のプロジェクトなどが動いていて、土曜日の夕方だというのにみんな忙しそうに働いていた。 事務所内は緻密にデザインされていて、10cm毎に白い目盛のついた11~12mの黒い棒が天井からつるされていたり、柱にも同様の物差しが描かれていたりする。 直径が何ミリかわかるように記された円管のサンプルや、サッシの断面サンプル群が整然と並ぶなど、建築を構成するモノのサイズと質感を所員が日常的に把握するようにとの配慮が見られた。素晴らしいと思う。 
ひょんなことから、過日の北京旅行のスライドショーを行うことになり、所長以下スタッフの皆様に写真をお見せする。 予定していなかったため、少し冗長なものとなり恐縮。
どうもお邪魔いたしました。

投稿者: Kohei_Kashimoto 2006/09/09 Sat 15:26 | コメント (0) | トラックバック (0)