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2010年01月18日
ノスタルジアと現代化
RK 『あらゆるレベルでノスタルジアが現代化を動かしているという、僕たちが生きているのはそういう逆説に満ちた現代化の時期であると認識したのです。 …… ノスタルジアとは永遠に否定の中で生きることであり、ことにそれが右翼だけでなく左翼を、一般の人々だけでなく知識階級をも動かしているのは邪悪ですらあります。その底流にあるのは、はっきり言えば、「現代」とは何を意味するのかを再定義する、本質的な活動が必要だということです。 』
The Conversation Series 4 by Rem Koolhaas &Hans Ulrich Obrist, 2006
筑摩書房、コールハースは語る、pp41-42、2008
二十歳の学生が、昔の街並みを取り戻そう、などという提案を平気で持ってくるのを、大人達がこれまた平気で受け入れ、時には賞賛しているのをみて、背筋が凍りつくような恐怖を感じてきた。 成熟した社会特有の現象なのか、人間の本質的な部分にある何かなのか。
投稿者 Kohei_Kashimoto : 2010/01/18 Mon 20:21
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