2006年10月03日

京都女子大 空間デザイン実習Ⅲ 「保育所」 第3回

京都女子大学 家政学部 生活造形学科 2年生 空間デザイン実習Ⅲ
 火曜日 4・5限 (14:45-16:15, 16:30-18:00) 

■エスキース。 14:45-19:00 
 (履修者24(うち欠席1)、エスキース20名、+1時間)

ついに!とうとう!、と言うべきか、期待通り!、と言うべきか。。
先週の「三匹の子豚」、「不思議の国のアリス」に続く第3弾、「お菓子の家」が登場!!
ヘンゼルとグレーテルとは多少異なるが、なんだか楽しくなってきた。
敷地内にいちごのショートケーキが3つ数珠繋ぎ。 Oh, yeah! 
以下、メモ。

01.Sm 子供の可能性は無限大。∞を表現したい。円、半円、2層。模型、スチレンボード2枚。
02.St L型。本人曰く、オーソドックス。
03.Oi お菓子の家。いちごのショートケーキ×3。いちご=トップライト。 平面計画は刺激的になりそう。すごいかも。
04.Or 100均で購入した黄色のスチレンボード模型。大きなスロープ。
05.Ogt 原宿幼稚園参照。1/500模型を4ステップ。いい感じで取り組んでいると思う。
06.Kg 社会派?しっかりしたコンセプトが好感もてる。もう少しくだけても良いかも。
07.Okm 今週は正方形平面。先週の円形平面スパイラルとで悩み中?やりたい方がやるべきこと。
08.Id そういえば中学生の時に職員室で帽子かぶっていて怒られたことがあったけど、デザイン系の学校でそんなこと言う先生もあんまり見ないなぁ。表情がほとんど見えんかった。 裸足、食育、スパイラル。
09.In 先週の8角形が真っ二つに割れていた。今回は模型こそなかったが、コンセプトテクスト(ワープロ)、図面、スケッチ、スケジュールを準備。 かなり手が動く。素晴らしい。 
10.Okd 円形平面2Fの中心に図書コーナー。 
11.Oik 三匹の子豚はやめるそうな。 環状凸凹平面。 
12.Kdt 不思議の国の平面計画は、それほど不思議ではなかった。 
13.Iu テーマ:アイランド。分棟配置でいこうよ。
14.Kbt □と○の数珠繋ぎ。敷地全体を考えてみたらどうかな。  
15.Sj 部分のイメージ○。全体もたぶん成り立っていそう。ハードラインに落とし込もう。
16.Kmm ドカンと鳥かご。
17.Ktm つみきの家。 
18.Kw つばさ。 
19.On 見て見られる空間。 
20.Od むくどり保育園参照。 あれ?もう出来てるじゃん。

■ ポイント
・建物を敷地から遊離した箱として計画してしまっている例がいくつかある。 箱を作っちゃってから、さてどこに置こうかなと。 建ぺい率に余裕がある課題なので、そういうことが起こってしまうのだろう。 配置計画の重要性に意識を向かわせる必要あり。 

・また、円形平面や環状平面が多いのも一つの特徴。 子供の世界観(自己と周囲)を無意識のうちにそのまま形態に翻訳しているのかも知れない。 「閉じたモデル」になり過ぎないように、と個人的には思う。

・テーマ設定の仕方が無法地帯。 恣意的にテーマを語る例が多数あり。 ∞、8、円、アリス、ショートケーキ、どかん、つみき、翼、など。 それそのものは別に悪いことではないので、形態を生み出す取っ掛かりとしてもらえば良い。 要は、説明責任である。 なぜ、アリスである必要があるのかを、子供、親、保育士、園長、地域の人々ら全ての関係者にわかりやすい言葉で語れれば良い。 そして、そのテーマから作られた形態が使いやすく魅力的なものになっていることも要求される。 骨太のコンセプトメーキングを目指そう。 

・アイディア・イメージがわかない&作れない問題。 これもよく発生する問題だろうが、繊細になりすぎているんじゃないかな。 図太く、無神経にガシガシ作っているうちに、作りたいものは見えてくると思う。 他人のデザインをパクレばさくっと仕上がる。 

投稿者 Kohei_Kashimoto : 2006/10/03 Tue 23:05

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