2007年05月08日

関大 建築設計製図D 「地区再生」 第5回 2007/05/08 tue

関西大学 工学部 建築学科 3年生 建築設計製図D 
 火曜日 3・4・5限 (13:00-14:30, 14:40-16:10, 16:20-17:50)

13:00-13:15 イントロ。 今日何をするか、の説明。 
13:15-14:50 リサーチ(フィールドワーク)。 実測調査の進捗状況チェック。 
15:00-17:20 プレゼンテーション。 来週の発表に関する打合せ。
17:20-17:50 デザイン。 頭の体操。 


■ リサーチ (フィールドワーク) 1.5時間
実測調査の進捗状況をチェックする。 
各チーム、ホワイトボードにこの一週間の成果物を貼りだして発表する。 
13:15-13:45 チームD、 13:45-14:15 チームC、  
14:15-14:40 チームB、 14:40-14:50 チームA、 

連続立面写真、立面図下書き、平面図下書き、断面図下書き、を作成することと、
現地で気付いたこと・発見したこと、を発表することが、今回のミッションであったが、
みんなGWにも関わらず、よく作業を進めていたと思う。 

今のところ、立面図>平面図>断面図、の順に描き込みが多かったが、立面図が絵的に楽しいからだろうか。 描き込んでいけば、平面図・断面図ももっと魅力的で楽しいものになる。

また、作業途中ということもあってか、立面図・平面図を1/100で描いている人が何人かいた。
街路と建物前面の間に存在する様々な事物を表現するには、どのスケールが最も適切だろうかと、僕自身課題を作っている過程でいろいろ試してみたが、1/50という設定は適切だったと思う。 
1/100ではなかなか生活感のある生き生きとした絵にはならないみたいだ。
それぞれのスケールには、それぞれの意味があるのだろう。

今回、連続立面写真というものを改めてしげしげと見つめてみたが、
ある街路の特性を示すツールとしては、きわめて重要なツールなんだなとひしひしと感じた。 
事務所近所の南船場の風景も、定点観測的に連続立面写真を撮りためておけば良かったと、少し後悔。 カフェ・ブームから洋服屋さんの街へとダイナミックに変化していった様子が手に取るようにわかっただろうに。 


■ プレゼンテーション 2.5時間
来週の発表に関する打合せ。 
KKスタジオ内で行っているフィールドワークの内容と成果を、
他のスタジオの学生や先生方にわかりやすく伝えるためには、
どのような発表媒体を使って、どのような手順で何を表現するべきかというテーマのもと、
学生達17名が主体的に話し合う。 

僕は時々ツッコミを入れるのみ。 楽。 
指摘したポイントは、「目的、方法、結果、考察、結論」というリサーチの枠組み、 
地図表現上の色彩の使い方、まとめの王道、など。
結構な長丁場で話し合っていたが、僕が絡まない時の方が盛り上がってるように見えた。


■ デザイン 0.5時間
前回に引き続き、「頭の体操」。 
「YES ! ルール」で行うこと。 他者のアイディアにNO!と言ってはいけない。

今週のテーマは、下記の3つ。
「人口は減少していく」という仮説のもとに考える。

・20年後、対象地区内で人口が減っていると思われる場所はどの辺りか? 
・人がいなくなったその場所では、どのようなことが起こっているだろうか? 
・お金の儲かる空地(建物のないところ)には、どのようなものがあるか?


投稿者 Kohei_Kashimoto : 2007/05/08 Tue 21:45

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