2008年04月23日

関大建築設計製図D 「地区再生」 第3回(2日目) 2008/04/23 wed

関西大学 工学部 建築学科 3年生 建築設計製図D 
 火曜日 3・4・5限 (13:00-14:30, 14:40-16:10, 16:20-17:50)

13:00-13:30 オープニング
13:30-14:30 調査対象の絞込みについて検討する。 
14:30-14:50 最終提出物についてイメージする。
14:50-16:30 チェーンストアの再マッピングを行う。
16:30-18:10 クロージング

■オープニング
・まずはパソコンの設定。 デザイン・ルーム内のLAN回線に各自のパソコンをつなぎ、スピーディーに検索できるような状態にする。 多少手間取る。 
・次に、スタジオ・コンセプトの説明。 何人かにはすでに話していたけど、スタジオの運営は基本的にスタジオメンバー主導でやってもらおうと思っているので、そのことについて改めて説明する。 教えられるよりは自ら学ぶ方が身に付くし楽しいはず。 スタジオ運営上のまとめ役かつ僕のアシスタントとなる「学級委員」を募る。 立候補者あり。 よろしく!
・そして、成績評価について。 レポート1、レポート2、出席点、フィールドワーク、再生計画提案、それぞれ、10、10、10、30、40、の計100点で評価することを説明する。 フィールドワークと再生計画提案の採点は、半分は各スタジオの先生が個々人に対して、残りの半分は9人の教員全員で「頑張ったで賞」全く無し・プロセス評価全く無しの血も涙もない結果オンリーの採点を各グループに対して行う。 個人的には、良い評価体系になったと思っています。 
ま、でも、学校の成績なんて多少悪くてもその後の人生、全く関係ないけどね。 

■課題の再確認
問題意識をもって、対象地区を把握し、再生計画を提案する。 という、この課題の一連の流れを再確認する。 再生計画を提案するには、現状を把握する必要がある。 また、都市空間という極めて複雑なものを把握するためには、なんらかの切り口(問題意識)がないと把握できない。 
今回は、その切り口が「チェーンストア」であり、対象地区内でのチェーンストアの分布、個々の店舗と周辺環境との関係(個々の店舗が周辺環境に与えている影響)などを観察し分析することで、地区の現状を把握しようとする試みである。 そして、手法としてはフィールドワークとデスクワークを行ったり来たりすることとなる。

■最終提出物についてイメージする
■調査対象の絞込みを行う
フィールドワークの最終提出物はA3報告書とパワポプレゼン。 ここから以降は「学級委員」を中心にスタジオメンバーが主体的にディスカッションを行う。 こちらは時々口をはさみつつ、レポート2の採点など。 実は、この口のはさみ方が非常に難しい。 主体的に運営してもらう以上、過度にツッコミを入れるべきではないが、時々軌道修正しないとあらぬ方向に行ってしまう。 基本的には時間との戦い。

■チェーンストアのマッピングを行う
14人が6チームに分かれて手分けしてインターネット検索を行い、対象地区内のチェーンストアの立地を割り出し、地図上にプロットする。 ウィキペディアの「チェーンストア」の分類をベースにして、スーパー、コンビニ、ファミレス、ファーストフード、などの多種多様な「チェーンストア」を一つ一つあたっていく。 そして、プロットされた地図をベースにして、もう一度フィールドワークに出かけ、見落としがないかどうか確認し、チェーンストアマップを完成させる。 
「チェーンストア」という言葉の再定義と「なぜチェーンストアか?」を再度明瞭に記述する必要あり。
また「チェーンストア」の分類項目をウィキ・バージョンとは異なるスタジオ・バージョンに洗練させる必要あり。

■クロージング
レポート1返却。個々人にコメント。 スタジオブログの使い方と写真のアップの仕方をGさんが解説。

http://kashimoto.exblog.jp/

投稿者 Kohei_Kashimoto : 2008/04/23 Wed 19:50

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