2009年07月21日

IAES/建築教育国際会議

2009/7/17 fri - 19 sun
International Architectural Education Summit
建築教育国際会議「建築教育と職能の世界標準化をどう考えるか」

『…… 結果、建築はローカルな実践に関与するグローバルな職業となり、建築家にはグローバルとローカルの間に生じる軋轢を解きほぐす職能が必要とされている。 (中略) 既存のローカルな教育システムをどのように世界基準に合わせて再構築するかが今回の論点の鍵となる。 このプロジェクトは、こういった世界的状況に対する初の試みとして、国際的に著名な建築家、教育者、およびグローバリゼーションの研究者を集め、建築におけるローカルな実践現場と国際基準との間に生じる軋轢を議論するものであり、そうした議論を継続していくプラットフォーム、国際的な建築教育のネットワークの構築を目指すものである。』
http://www.iaes.aud.ucla.edu/program.html より抜粋) スケジュール

争点が見えにくい(鈴木氏)、内容が多様で語りつくせない(土居氏)、などの感想が多いようだが、おそらく「建築/architecture」と「教育/education」という言葉の概念規定が各パネリストの個性に依存している中で、グローバリゼーションの問題に突っ込んでいってしまったからだと思う。 (他には、難波氏の感想など。)さすがに、2日目の総括でStan Allen氏が教育の目的について、3日目の総括で阿部仁史氏が the definition of 'architecture' について語っていた。締めるところは締めたという印象。

MEMO: 
近代&抽象化の思考、 Anthony Giddens、 Sylvia Lavin、 CAD vs. the necessity of 'SCALE'、 日本と「建築」→コンドル→辰野金吾→伊東忠太と『建築』、設計=シミュレーション→BIM (building information model)、 parametric design、

投稿者 Kohei_Kashimoto : 2009/07/21 Tue 17:55

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