2008年10月28日

パートの品格

2008/10/27mon 某外食チェーン社長と話す。 
 人が一番重要。新店をオープンさせる時、良いパートさん、品格のあるパートさんを採用することが極めて重要だ。 品格のあるパートさんは、10~20年間、そのお店を引っ張っていく存在になる。 店長のポジションは、若い社員が経験のために短期間(約2年)で各店舗を回っていくという仕組みをとっている。 そのため、品格のあるパートさんは、若い社員を教育する存在でもある。 あまり品格のないパートさんを最初に採用してしまうと、後から入ってくるパートやバイトが育たない。その店はその人の器以上には伸びなくなる。 
 パートさんの品格とは、お客さんに対するちょっとした心遣いの積み重ねのことだ。と、目の前にあるフライドポテトを手にとって彼は説明し始めた。 器となっているこのバスケットの上に、どのようにナプキンを広げるか、その上にどんな風にポテトを盛り付けるか、どのあたりにパセリを置くか、ここに工夫があるかないかが品格だ。
 テナントリーシングの打合せのはずが、教育について熱く語る会へとスライドしてしまった。

投稿者 Kohei_Kashimoto : 2008/10/28 Tue 11:12

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